前エントリの「写真メタボ」で説明したようにデジタル写真はひたすら溜め込まれ、その保存領域はぶくぶくと太っていくわけですが、そもそもその写真は整理できているのでしょうか。
とりあえずパソコンに入ってる「はず」。
どこかのフォルダに入ってる「はず」。
デジカメのメディアの中に入ってる「はず」。
そう、どこにあるかはわからないのです。
つまり、事実上紛失状態になっている。
これを「おもいで迷子」と呼んでいます。
これがどれだけ大きな問題なのか、理解されている方は少ないでしょう。
写真とは、おもいでが詰まった大切なものです。
彼氏・彼女との旅行。
お子さんの入学式、卒業式。
帰省のときの、孫との食事。
人生のイベントには必ずと言っていいほど写真が撮影されます。
たとえ一時記憶から忘れられていても、写真を見返せばその記憶は鮮やかに蘇ります。
つまり写真とはおもいでを封じ込めたメモリーボックスでもあるのです。
それが、もし見つからないとしたら。
見つからなければ、諦めてしまうでしょう。
その段階で、写真に閉じ込めた記憶はどこかに行ってしまうのです。
そう、まるで迷子のように。
そんなおもいで迷子を産み出さないためにどうすればいいのか。
次回の「パソコンでの保存・整理は、果たして万能なのか?」で説明します。
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【関連リンク】
>撮ったけど、探せない。おもいで迷子になっていませんか?
(セミナーレポート「写真整理のお悩みはおもいでばこが解決します」)
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