その理由は、デジタル写真を完全に整理するのはとても難しいからです。
ちなみに整理されている、とはどういう状況でしょうか。
インターネット上の辞書から引用します。
整理(goo辞書)
乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。「資料を―する」「気持ちの―がつく」「交通―」
「整理」は、「交通整理」「感情の整理がつく」のように、混乱しているものをきちんとした状態にする意。また、無駄なもの、余分なものを除く意もある。「人員整理」「蔵書を整理する」など。SDカードからパソコンに写真を移動させる。この状態ではまだ整理ではありません。
移動させた写真を、わかりやすい状態に分類して収める。ここまでしてはじめて整理になります。
デジタル写真の整理が難しい理由は、この「わかりやすい状態に分類して収める」事がとても難しいからです。理由は写真のファイル名と、その量。
デジタル写真はどのメーカーのものでもアルファベットと数字の組み合わせになります。数字部分は連番がふられるので撮影順序は分かるのですが、この名称だけで写真を理解するのは至難の業です。
そして写真メタボという言葉が生まれるほど大量に撮影される写真も、整理を妨げる大きな理由となります。写真が少なければざっと目を通すだけでどんな写真がどこにあるのか分かりますが、これが数百枚、数千枚と数が増えていくと、フォルダ等を活用して整理しないと写真を見つける事は至難の業になります。これを解決するのがなるべく手軽に、簡単にで紹介した整理方法です。
しかし、それすら徹底するのは難しいようです。
整理は全てが整理されている状態でなければ、整理されているとは言えません。
あの写真もあったはずなのに。
この場所も写したはずなのに。
写真が見つからずごそごそ探す状態は、整理できているとは言えないのです。
だからこそ、デジタル写真の整理は楽しい。で紹介したような専用機器を使うと言う提案をさせていただくのです。
勧めるのには、わけがあるのです。 |
さて、次回は写真メタボというキーワードについて詳しく説明します。
→ 次の回へ「写真メタボ」とは、なんだ?
← 前の回へ(デジタル写真の整理は楽しい。)
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バッファロー (2012-12-08)
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